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日本酒セミナー開催!

7月19日

いよいよ日本酒セミナーの開催です!

会場は高崎ワシントンホテルプラザ12階「ガスライト」

14:30分の開始に向けて準備万端です(^_^)

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今回のセミナー参加者は24名です。

講師は群馬県川場村にある水芭蕉の蔵元・永井酒造さんの工場長「永井則吉」さん。

永井酒造さんには4月にバスツアーでもお世話になりました。

今回のセミナーは仲沢酒店&永井酒造の第2弾企画です

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先週はロサンゼルスに出張、その後、兵庫の山田錦の生産者の会合、

前日もイベントととてもとても多忙な中、セミナーの準備をして頂きました。

実は、昨年発売した発泡性清酒「水芭蕉ピュア」が海外でも大ヒット!

スペインの三つ星レストランにリストされるなどうれしい情報も

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↑ 永井工場長です

まずは、永井酒造の歴史や風土などの説明。

永井酒造のある川場村は美味しいお米がとれることで知られています。

第一部のテーマは「日本酒の味の構造」

日本酒の味わいの要素を勉強します。

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1.「水」について

お酒の主原料は「お米」と「水」。

お米は選んで使うことができるが、水は酒蔵のあるその土地の水を使うので水の影響は大きいとの説明。

その「水」がお酒の味に与える影響を実際に比較して考えます。

フランスのエビアン(硬水)と水芭蕉の仕込み水(軟水)との比較テイスティング。

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エビアンは硬度が高いので引き締まって感じる

仕込み水は硬度が低いので柔らかく、優しい味わい。

硬度の高い硬水で仕込んだお酒は辛く感じ、逆に軟水で仕込んだお酒は柔らかく甘く感じる。

単純に糖分の甘さだけではない事を理解

2.酒米の特徴

軟質米と硬質米

まずは、食米と酒造好適米について

酒造好適米は粒が大きく、中心部に心白という白い部分がある。

酒造好適米は旨味成分が少なく、粘りも少なく食べるとあまり美味しくない。

酒造好適米の中で軟質米で有名なのが「山田錦」、硬質米は「五百万石」

お米は選ぶことができるので、使うお米によって酒蔵の考えを知ることができる。

ちなみに永井酒造では

・水芭蕉シリーズが「山田錦」

・谷川岳シリーズが「五百万石」

3.アルコールの強弱

同じお酒をアルコールの強さで比較します。

通常のお酒は、できた原酒に水を加え15度前後にまでアルコールを調整して製品になります。

19度、16度、13度

まずはブラインドで試飲。

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ほとんどの参加者は違いがわかったようです。

19度のお酒は、力強く、ボリューム感があり、13度のお酒は軽やか。

元のお酒は同じでも、まったく印象が変わります。

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3.酸度の強弱

お酒の中で「酸」が味わいを決める大きな要素です。

こちらも同じお酒で酸度を人工的に調整して、酸度の違いを比べます。

酸度は1.3、1.7、2.1

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実際の製品は「水芭蕉特別本醸造」

酸度は1.3です。

やはり、製品の1.3がバランスがよい。

1.7、2.1と酸度があがるにつれて、ボリュームのある力強い味わいとなります。

4.アミノ酸の役割

 旨味成分

5.甘辛の強弱

日本酒度:+4、-3、-10、の比較

+が辛口、-が甘口

糖度の比重の数値です。

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こちらも元のお酒は「水芭蕉特別本醸造」

数値では+4~-10 で大きな開きがあるものの +4でも辛くは感じない。

一般的に辛口といっても、唐辛子のような辛さがあるわけではなく

甘味が少ないだけ。

-10でも酒質が綺麗ですっきりしているので強い甘味は感じない。

水芭蕉のお酒は「軟水」なので、+4でも甘く感じる人もいる。

ただ日本酒度の数値だけでは判断できないので、やはり飲んでみて自分で感じるのが一番。

ここまでで約1時間。

比較試飲を中心に熱の入った講義です。

普段、こんな違いを実感できることはないですから、私自身も勉強になりました

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ちょっと休憩をして

第2部 利き酒の方法

ワイングラス、利き猪口、冷酒用グラスに同じお酒をつぎます。

それぞれを比較試飲していきます。

全く同じお酒なのに、口に含んだ印象が全く違ってくるので不思議

ぜひ実験してみてください(^_^)

どれが美味しく感じるかは好みかもしれませんね。

飲むお酒によっても変わってくると思いますよ

第3部 様々な蔵元のお酒を「味わいチャート」に表現しよう。

・同軸グラフ X軸:香りの強度 Y軸:味わいの強度

試飲をしてそのお酒の印象をグラフに表していきます。

上に行くほど味があり、右に行くほど香りがあります。

ちなみに、私のグラフはこんな感じになりました。

1.水芭蕉 純米

香り控えめ、やや味わいがある

2.八海山 本醸造

香りはあまりない、味わいも軽い

3.水芭蕉 純米吟醸

華やかな香り、綺麗な味わいとのバランスがよい

4.帰山純米吟醸

酸と甘味を強く感じ、香りは中程度。

5.仲沢酒店 オリジナル吟醸

香りが華やか、比較的軽やかな印象、優しい味わい

6.大七生もと純米酒

香りは穏やか、しっかりとした酸を感じる味わい

7.越州さくら日和 吟醸

華やかな香りが少し、味わいはきわめて軽い綺麗な味わい

Tyato

4.の帰山は酸3.0と日本酒度-16と特殊なお酒です。

私は酸と強さを濃く感じてグラフの上に持っていきましたが、この酸を爽やかと

感じるた人はグラフの下(淡麗)になったようです。

味の感じ方はおもしろいですね!

皆さんはどんなグラフになったんでしょうね~

第3弾企画は11月

酒造り体験&酒と料理との相性をテーマに永井酒造さんへ行く計画をしています。

また貴重な経験ができるとおもいますよ。

また囲炉裏を囲んで楽しくお酒の勉強をしましょう!

お楽しみ!

今回のセミナーでは永井工場長には大変お世話になりました。

特別に調合して頂いたお酒での比較試飲はとても貴重な経験となりました。

また会場をご提供き、ご協力をして頂いたガスライトスタッフの皆さん

ありがとうございました。

ちょっとガスライトの宣伝。

「毎週月曜日はガスライトの日」

なんとワイン半額です他にも特典が!

ぜひご利用ください(^_^)

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プロフィール

けんさん

Author:けんさん
こんにちは!群馬県の高崎で酒屋をしています。ワインセミナーやワインパーティ、酒蔵バスツアーなどの企画をとおして美味しいお酒を知って頂きたいと思っています。
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仲沢酒店 店長 仲澤賢一
(社)日本ソムリエ協会認定
シニアソムリエ
SSI 認定 きき酒師 
ワインスクール
高崎ワインアカデミー開講中

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