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日本酒セミナー第3回は「搾りから熟成」

日本酒セミナー第3回のテーマは「搾りから熟成」です。

作業の流れや用語の説明などをしてから試飲をしていきます。


1.美濃菊「瀑」 純米吟醸本生 活性にごり酒 玉泉堂酒造

しっかりと冷やしたのですが、ガスが強いですね。
少しずつガスを抜きながら慎重に落ち着くのを待ってからグラスに注ぎます。
爽やかなガスが心地よく、辛口の酒質によく合っています。

瀑(ばく)

2.帰山 純米吟醸生酒 生酒 長野県千曲錦酒造

甘酸っぱい独特の酸と甘味が特徴のお酒です。
こういったお酒はあまり飲んだことがないと思います。リースリングの白ワインのようなイメージ。
個人的には大好きですが、好みが分かれるかもしれませんね。

今回はお燗も試してみました。
このお酒のお燗は、難しいですね。酸が多いので味が強く出過ぎてしまいます。

帰山参番純米吟醸生酒


3.水芭蕉大吟醸「金賞受賞酒」平成23酒造年度 群馬県永井酒造

今年の全国新酒鑑評会の金賞を受賞したお酒。
華やかな吟醸香。

これくらいはっきりとした香りがないと金賞は難しいでしょうね。
金賞酒がどんなお酒なのかを感じていただけたと思います。
女性陣には好評でしたが、酒好きの男性陣にはちょと香りが強すぎたようです。

水芭蕉金賞受賞酒23年


4.大七 純米酒 生もと造り 福島県大七酒造

お燗酒ランキング第一位になったことがあるこのお酒を使って冷たい状態とお燗したときの違いを確かめました。

冷えた状態から常温でも豊かな酸があって美味しく楽しめる。
このお酒をお燗(上燗45℃)にしてみましたが、全体のバランスがとてもよくなります。
酸がまろやかになり、柔らかくとても美味しい。

この温度による違いに皆さん納得!

大七生もと純米酒


5.満寿泉 スペシャル純米原酒2004 樽貯蔵 富山県枡田酒造店

ちょっと変わった熟成をしたお酒。
フランスのブルゴーニュからシャルドネに使用したバリックを輸入して、そこに純米原酒を貯蔵したお酒。
ヴィンテージは2004年なので約7年の熟成です。

香りはムルソーを思わせるようなリッチなバニラ香。
明らかに通常の日本酒とは違います。

冷やよりも常温くらいが飲み頃の温度でしょうか。
深く心地のよい味わいと余韻が続きます。

満寿泉スペシャル純米原酒


6.妙の華14年古酒 三重県森喜酒造場

酸化熟成のニュアンスが現れてきた熟成酒。
紹興酒のようなイメージ。

このお酒もお燗をしてみました。
少しぬる燗で試しましたが、この温度がベストですね。
冷やとは違う魅力が現れてきます。

妙の華14年古酒

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日本酒セミナーは3回コースなので今回で終了です。

造りを中心とした講義と普段あまり飲まない種類の日本酒の試飲をしてきました。
とても和やかに楽しいセミナーだったと思います。

また酒の会などで日本酒を楽しんでいきましょう。


P1030576.jpg

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プロフィール

けんさん

Author:けんさん
こんにちは!群馬県の高崎で酒屋をしています。ワインセミナーやワインパーティ、酒蔵バスツアーなどの企画をとおして美味しいお酒を知って頂きたいと思っています。
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仲沢酒店 店長 仲澤賢一
(社)日本ソムリエ協会認定
シニアソムリエ
SSI 認定 きき酒師 
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高崎ワインアカデミー開講中

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